《柿の木》アメリカシロヒトリ~成長の早さと駆除の闘い~
こんちはー
いかがお過ごしでしょうか?
アメリカシロヒトリによる食害
いよいよ関東も梅雨入りですねー
”にら”が病気になって治療中だというのに、「さらに雨で追い打ちをかけて大丈夫なのか?」と心配のマミー
心配事はそれだけじゃないの!
おかわかめにね
\毛虫がいるー🐛/
おかわかめって手間いらずなんじゃないの???
超ショック‼
でもね、葉を食べてるっていうより ”ウロウロ” してるって感じなんだけど、5匹ほど捕獲して様子をみることに。
おかわかめって葉を食べるから、葉をゴシゴシ洗いたい気分だよね⤵
途方に暮れて空を見上げてみたら
\なんだありゃー/
柿の葉の一部分がめっちゃスケルトン。

感心してる場合じゃないんだけど、見事に筋だけになった葉をみて唖然とするマミー
「後でなんとかすればいいか~」
って思って数日放置してみてみたら
さくらんぼの木の一部もスケルトン

「オーマイガー!」
原因を見つけねば‼とみてみたけど、木の上の方なのでよく見えない😭
でも、地面には糞と思われる黒い粒が無数に落ちている
それでもしばらく見ていると
\おまえかーーー💢/
白い毛むくじゃらをついに発見!

\めっちゃいるんですけど~~~💦💦/
とりあえずご紹介しまーす。
こちらが我が家のアメリカシロヒトリさんです↓

まだ小さめで触っても毒はないらしいけど、やっぱりちょっと無理😱😱
【アメリカシロヒトリ】
ヒトリガ科。本州・四国・九州に分布。戦後間もなくアメリカから渡来した有名な侵入種。年2回(一部3回)の発生で卵で越冬し、 幼虫は5~7月と8~9月に出現します。幼虫は中齢期まで葉を糸で覆って巣を作って集団で生活するため、よく有毒のチャドクガが本種に間違われますが、 これは危険な誤解です。本種まったくの無毒で、ツバキやサザンカに寄生することもほとんどありません。しかし食性は広く、 サクラ、ヤナギ、カキ、プラタナス、ミズキ、アメリカフウなど百数十種の樹木の葉を加害します。とくに、しばしば大発生を起こし、 街路樹や公園樹木を丸坊主にする都市型の鑑賞樹の害虫として知られています。
農林水産・食品産業技術振興協会 「アメリカシロヒトリ」https://www.jataff.or.jp/konchu/kemushi/shirohitori.html
どうしようか迷っているいるこの間にも、葉の食害はどんどんすすんでいくし、やっぱり農薬を散布するしかないよね・・・
アメリカシロヒトリは葉の裏側に数百もの卵を産み付け、孵化してからは1~2週間かけて成長し、蛹になります。そして、2~3週間後に羽化するといわれています。
これを夏の間繰り返していくのだと思いますが、数百の幼虫が食べる食草って、いったいどれくらい必要なのかしら
幼虫の食草について
キアゲハ・アゲハチョウの例
娘が小学4年生から中学3年生までの6年間アゲハチョウとキアゲハの自由研究をしていたことがあるんですが、例年チョウたちは5月頃から10月頃までとんできて、何か所かに分けて卵(1個ずつ)を産み付けていきます。ちなみに今年は4月末に舞い込んできました。
幼虫が蛹になるまでの日数自体はほとんど変わらなかったものの、食べるものによっては量も成長も異なっていました。
【キアゲハ】
キアゲハはセリ科の植物を食草としています。その中でも、あしたばの葉は大人の手のひらサイズの大きなになりますが、キアゲハは蛹になるまでの間に1匹で数枚の葉を食べてしまい体調は5㎝くらいの大きさに育っていました。体には見合わないほど食欲旺盛です。
それに比べ、ミニニンジンの葉を食べていた幼虫は体長3㎝くらいにとどまりました。ニンジンの葉をを食べていた幼虫については、葉がなくった際に人参をスライサーで薄くして与えたことがありましたが、食べる量は少なく、フンはオレンジ色で塊から崩れた状態に変化し、体も薄オレンジ色になっていました。体長も3㎝くらいにとどまりました。
生きるために食べられるものを食べていたのかもしれませんが、セリ科以外の植物を食べるということはありませんでした。
【アゲハチョウ】
アゲハチョウについても、食草の違いによって成長の違いがみられました。
アゲハチョウはミカン科やサンショウ科の植物を食草としていますが、ミカンの葉で育った幼虫に比べてサンショウで育った幼虫の方がどれも小さく育つ傾向がみられました。
また、食べられないと思われる葉をわざとまぜて与えた際にも、幼虫は選んで食べていましたし、数か所に異なる葉を置いて幼虫が食草にたどりつけるのかを試した際にも最終的にはたどりついていました。そして、餌がなくなれば餌をもとめてウロウロする様子も見られました。
アメリカシロヒトリとこれらの蝶の生態は異なっていますが、食草(食べる)ということについてのみ考えてみると、柿の葉やさくらんぼの木の葉がなくなる頃には幼虫たちは食草を求めて移動し、他の植物が被害にあう可能性があるのではないかと考えられますが、「次に移動する場所はどこなのか?」という点については、非常に興味深いところではあります。
噴霧器の種類
原因が分かったところで次は駆除作業
今回は木の上の方が被害にあってしまったため、脚立を使っての作業が必要。夫のカマーチョに相談したら、噴霧作業をしてくれることになりとてもありがたい。
以前のマミーは、大き目の霧吹きで散布していたんだよね。でも、手(指)にかかる負担が大きくて、特に木の消毒ともなると広範囲に吹きかけるために何度も指を動かさなくてはならず、しかも近場にしか液体を吹きかけられないことから噴霧器を検討。
でも、噴霧器といっても家庭用と農業用(業務用)があったり、仕様も様々でどれを選べばいいのやらって感じで困りますよね。
【家庭用噴霧器の種類】
- 蓄圧式(手動式)噴霧器・・手動でポンプを加圧して散布するタイプで軽量で安価なタイプの商品が多い
- 電池式噴霧器・・乾電池でモーターを動かすタイプなので、①のような作業は不要でらくに散布が可能
- 充電式噴霧器・・本体やバッテリーなどに充電をしておけば①のような作業も電池を買う手間もありませんが、価格は高め。
ほかにも種類があるかもしれませんが、上記の内容の他に「肩掛けベルトやリュックタイプのベルト」「調整ができるノズル」の有無についても検討していただくとよいと思います
ちなみに我が家の噴霧器はこちら↓

工進(KOSHIN)から出ている商品で、加圧式(上部のハンドルを上下にポンピングしてタンクを加圧するタイプ)の5リットル用を使用
こちらはベルトやノズルもついていて便利ですが、薬剤をいれるとなかなかの重さで、脚立にのるとバランスを崩す可能性も‼
工進の商品には2リットル・3リットルなどの小さいサイズも用意されているので、ちょっと心配な方にはそちらをおススメ!
散布と効果
散布にあたって今回使用したのはこちらのスミチオン↓

スミチオンを散布してから1時間もしないうちに効果が見られ、幼虫以外にもカナブンなどの虫も落ちてきます。

まだ生きている状態の虫もいて、虫といえど何とも言えない気持ちに・・・
この状態は数日続くので落ちてきた虫を踏まないように片付けをしていたところ、マミーの腕で何かが動いて・・・
\ギャーー💀/
木から落ちてきたアメリカシロヒトリが腕をはってるーー⤵⤵
頭や顔じゃなくて本当によかった😨
ちなみに、皮膚の上をはっていましたが腫れや湿疹もでませんでした🍀
閑話休題しまして
こうして考えてみると農薬散布って、噴霧器に薬剤を入れたり、ゴーグルしてマスクしたり、終わったら噴霧器をきれいにしたりと意外に大変なんですよね。
しかも、害虫や病気の発生はその年だけとは限らない!
去年は イラガ の幼虫が発生してスミチオンを散布。
【イラガ】
イラガは単独で葉を食害するので見つけにくいですが、ヒロヘリアオイラガなど若令幼虫の時に群生しているものは目立ちます。発生が多いと葉全体が食害されます。また、イラガの幼虫は全身に毒のあるトゲのような突起があり、これに触れると強い刺激を感じいつまでもピリピリしているため「電気虫=デンキムシ」と呼ばれたりもします。また姿形から「オコゼ」と呼ばれたりもします。
KINCHO園芸 「イラガ」
https://www.kincho-engei.co.jp/resolution/detail/1271/
年ごとに幼虫のローテーションでもしているのか?って感じだよね💦
様子も落ち着いてきたので、風通しを良くするために剪定を実施


幼虫の次の移動先
大きくなった幼虫数匹が生きていたものの、かなりの数の幼虫を駆除できて「これで安心」と思った矢先
ひえええーー😰

移動してきたと思われる1匹だけがなすの葉を食べてるんですけど・・・
アメリカシロヒトリは落葉広葉樹を食害するだけではないんですね。
なすの葉を食べているということは、なす科のピーマンなどの葉を食べる可能性もあるかもしれませんが、今のところみつかってはいません。
おわりに
おかわかめでアメリカシロヒトリを発見後、出来るだけおかわかめの様子をみるようにしていましたが、幼虫の被害にあうことはありませんでした。

6月も半ばになり、柿の実もだいぶ大きくなってきたところ。
秋には無事収穫ができるよう願うマミーでした
※本記事で紹介している農薬の情報につきましては、記事執筆時点のものとなります。農薬の登録内容や使用基準は定期的に変更されるため、実際に使用される際は必ず製品ラベルや説明書に記載されている最新の指示に従ってください。本ブログの情報に基づいた使用によって生じたトラブルや損害について、当方は一切の責任を負いかねます。



